2018/06/28
「無垢材のフローリング」をおすすめする理由
こんにちは、plusD(プラスディー)です。
いつもブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
以前、床材(フローリング)の種類に関してブログにてお話をさせていただきましたが、
私たちはリノベーションをするにあたって、なるべく床材は無垢のフローリングを採用するようにしています。
今回のブログはなぜ無垢フローリングを選ぶのか、その理由をお話しいたします。
画一的ではなく手がかかるからこそ、愛着が生まれる無垢材。
無垢材は施工もメンテナンスも手間がかかります。
天然の素材で画一的でないからこそ、傷も反りもあって扱いやすくはありません。
それでも人工的な石油素材にはないあたたかみがあり、ある意味、無骨だからこそ個性がある。
無垢材は観葉植物に似ているように思います。
人工のグリーンは枯れないし、見た目も半永久的に美しく手間もほとんどかかりません。
一方、本物の植物は水やりやこまめな手入れが必要です。
メンテナンスを怠ると枯れてしまうかもしれません。
ですが手をかけた分、愛情へと繋がります。
そして人工とは違う、本物だからこその価値があります。
人々が住まいに愛情を持てれば、空き家も減っていく。
今は古びた中古マンションでも、建てられた時は輝いていたはずですよね。
スクラップ・アンド・ビルドで古い住まいは邪魔者のように扱われて放置されたまま、
また画一的な新しいマンションがどんどん建てられていきました。
もし日本に住まいに愛情が持てるカルチャーが根づいていたなら、また違った状況になっていたことでしょう。
住まう人々が素材ひとつひとつに愛情を持ち、住まいに愛情を持つことで空き家も減っていくのではないでしょうか。
せっかくのマイホーム、長く住み、長く愛していただきたい。
そんな想いで私たちは無垢フローリングを使用しています。
ただ、無垢の場合、汚れたとき、お手入れ方法など、どうすればいいのか。
次回は、そんな「無垢材のお手入れ方法」などをご紹介いたします。